中古マンション王の倉田です。
本日は、現在『スケルトンリノベ真っ只中』のリノベ現場写真をちょびっと公開します!

写真は、解体後『床組み』という工程が完了した状態です。

今回は大幅に間取り変更をするために、ほぼ全ての間仕切り壁を撤去しております。

新たに間取りを作る際に、間仕切り壁の位置などの寸法を採る基準にするために一部分残してあります。

手前の床組みしていない箇所は、玄関土間部分を大きく拡張する予定です。
全体的に解体することで、元の間取りにほぼ関係なく好きな間取りを造ることが可能になります。
ここからどのような間取りになっていくのか、楽しみですね!
【リノベーションとは?リフォームとは?】
一口にリノベーションと言っても、その内容は様々です。
キッチンの位置を変更したり、和室を洋室にしたり、LDKを拡張したり、ウォークインクローゼットを造作したり。
ただし、世の中にある『リノベーション済み物件』のほとんどは、大きな間取りの変更はされていないケースが多いです。
既存の間仕切り壁をそのまま活かして、水回り設備とクロス・床を新品にした、いわゆる『リフォーム』の部類に入る工事のものも、『リノベーション済み物件』として売られていることもあります。
このあたりは、明確な定義や基準がないため、『リノベーション済み物件』として同列に扱われていても、その施工内容や設備グレード、細かい仕様については千差万別です。
そして、もし『自分たちの生活に合った間取りが良い』と思っていたり、『リノベーションっておしゃれな雰囲気だよね』というイメージをお持ちの方は、ぜひ“自分たちでリノベする”というのを選択肢に入れてみてください。
それが私たちのご提案です。
【リノベーション済み物件の弱点】
既にリフォーム・リノベーションが実施された物件は、見える部分ほぼ全てが新品になっていて、古さを全く感じさせないような綺麗な内装のものが多いですよね。
ただ、確かに『キレイ』ではありますが、『おしゃれ』だと感じるものはかなり少ないと思います。
何故なら、『おしゃれ』とは『他との差別化』により生まれる価値観だから。
多くのリフォーム・リノベーション済み物件は、特定の誰かにとって、つまりあなたにとって、最適化されたデザインではありません。
また、あまりに個性重視の突出したデザインは大衆からは好まれにくいため、『最大公約数』的なデザインや間取りになっていることが多いです。
もちろん、それが決してダメだと言っているのではなく、多くの人から好まれやすいデザインや設備をかなり研究して作られていますので、あなたが気に入れば『買い』です。
出来上がったものがあなたにとってドンピシャであれば、ひとつの賢い選択肢になりますよね。
ただし、そのような物件に巡り合う確率は、実際にはかなり低いです。
最適な収納スペースの大きさも、心地よいキッチンの高さも、同じ白に見える壁紙も、あなたにとってのベストでないことが多いからです。
だったら、希望するエリアで、気に入った間取り・テイストのリノベ済み物件を待つのか、それとも希望エリア内の全ての物件をリノベ前提で選択肢に入れるのか。
どちらが良いかは、ここまで読んでいただけた皆様ならもうお分かりですよね?
